カテゴリーに『オタクな話』を追加しました!

この記事を挙げるのに、いつの間にか前回の記事から1カ月が経っていました。
一応、当該ブログを書き始めた時、概ね1週間に一つは新たな記事を挙げるつもりで進めていたのですが、とある理由から、しばし考え込んで確認作業に入ってしまい、あれよあれよと1カ月が経ってしまった次第です。
遅くなってすみませんでした。それでは本文をどうぞ。
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【弊事務所のホームページ製作について】
弊事務所ではホームページ製作ツールにWordPressを採用し、WordPressテーマにSWELLを採用しています。
基本的にホームページ製作は業者様に外注しているはずですが、その業者様が夏から秋に掛けてたまたま繁盛期に入ってしまったようで、合間をみて手伝ってはくれるものの、最初のWordPressのセットアップから何から殆どを私がやっているような感じでした。おや?私は騙されているのか?との一抹の不安も抱くこともありましたが、その分の埋め合わせとして、当初見積りよりもかなり値引きをしてくれましたし、当初、WordPressテーマとして使っていた無料テーマのLightningに私が色々文句を付けていたため、使い勝手の良い有料テーマのSWELLのご提供も頂きました。後に弊事務所のECサイトも立ち上げる予定ですが(いったい何を売るのって?乞うご期待!)、全て含めた費用としては驚愕の安価かもしれません。誠にありがとうございます!

【アニメーターについて】
このSWELLの使い方について少しずつですが理解が追い付いてくると、弊事務所ホームページ各部分のデザインを凝ることもできるようになるのですが、画像や写真の映り具合によって配色を変えたり、影を付けたり、位置を変えたり、形を変えたり、そんな美的創作を繰り返しているうち、自宅で作業しているということもあってか高校時代に戻った気がしてきました。というのも、当時、私は高校3年生で理系コースでしたが、(今思えば恐れ多い)宮崎駿先生と一緒に仕事すべくアニメーターになるため美大進学を希望していて、高3の夏休みは高校の美術室に行き夏合宿としてデッサンの受験指導を受けていました。夏合宿が終わる頃にはいくつか研究所の案内もされました。初めて耳にする方もおられるかもしれませんが、美大専門の受験予備校は研究所といいます。夏合宿が終わった段階でも私には才能があるとは思っておりましたが、如何せん家も貧乏だったため将来金が稼げるかがハッキリしません。色々悩みましたが結局は理系の大学進学に進路変更しました・・・といったことを思い浮かべながら、たまたま棚を開けてみると、なんと中学から高校時代に書いた画がたくさん出てきました。家を建て替えた際、紛失してどこにあるのか判らなくなっていたため、こんなところにあったか!!(驚)といった感じで感無量でした。
そこで、出てきたものの中から中学3年生の時に描いた一番好きな画(昭和60年3月3日(日)PM2:31:07完成)を当該ホームページに載せても良いかなとも考えたのですが、風の谷のナウシカの画であり、もし載せてしまうと他人の著作権を侵害する可能性があります。色々と検討してみると方法はあるようにも思いましたが、どの方法も明確な白とまでは判断できませんでして、何よりもややこしいので掲載は止めることにしました。
なお、この画は、何かを見本にした単なるトレース画ではなく、当時、月刊アニメージュに連載中だった風の谷のナウシカのストーリーの続きを私なりに解釈して描いた私が創作した画になります。当時の私の得意画は、水彩画と色鉛筆画ですが、この画は色鉛筆画で描きました。中3の時点の作品ですが、今の私が見てもまあまあ許せるレベルにあるように思います。明らかに自己満足かもしれませんね(笑)。中3の時点で周囲から雑誌投稿を勧める声は多かったですが、せっかく描いた原画を渡すのは絶対嫌!なので投稿は一度もしませんでした。しかし、中学校の美術の授業で作ったいくつかの作品は悲しいかな学校の先生に奪われてしまいました。もうどこかに消えて無くなっていることでしょうね。

【二次著作物について】
こういった原著作者の著作物に依拠した作品は私の著作物にもなりますが、原著作者の著作物を翻案することにより創作した著作物にもなります。このような著作物を二次著作物といいます。私のように許諾を得ず勝手に翻案すると翻案権(著作権法第27条)の侵害に該当しますが、私的使用のための翻案による利用であれば適用除外を受けることができます(著作権法第47条の6第1項第1号、第30条第1項)。しかし、著作者人格権である同一性保持権(著作権法第20条第1項)は、前記の適用除外を受けないため、原著作者の意に反する改変でないように十分に注意する必要があります。
さらに、二次著作とは別に二次創作という議論もあるようですが、今回はこのあたりまでとして、またの機会にお話しさせて頂きます。

何だか『オタクな話』ではなく知財の話で締めくくってしまいました。
次回から、ちゃんとしたオタクな話をしますね。

引き続き、何卒、よろしくお願いいたします。

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