温故知新!              

最近、日が落ちると急に寒くなります。
もう10月末であり11月(霜月)に入ろうとする時期なので当然かもしれません。
残念ながら、私は昭和44年11月(1969年11月)生まれなので、そろそろ何回目かの誕生日が訪れてしまいます。
昭和44年といえばアポロ11号の月面着陸が大きな出来事になりますが、滋賀県では、その私の誕生年月である昭和44年11月に、皆さんご存じの栗東トレーニングセンター(略称:栗東トレセン)が開場しました。
今では、栗東という地名を聞くと、栗東トレセンや馬をイメージするほどです。
ここで皆さん、それよりも随分と昔、現在の栗東市に隣接する私の住む草津市(当時はいずれも滋賀県栗太郡)に、2万人収容できる競馬場があった事をご存知でしょうか。
それは、栗東トレセン開場から遡ること38年前、昭和6年(1931年)に開場した滋賀県内初の常設競馬場であった草津競馬場です。
今年4月に開場した彦根総合スポーツ公園陸上競技場(平和堂HATOスタジアム)が県下最大の収容人数で約15,000人です。
昭和6年に2万人収容できる場所なので、それはそれは凄かったことでしょう。
その後、草津競馬場は、第二次世界大戦を経て昭和26年(1951年)に休止され、後に廃止になったようです。
そして18年後、現在の栗東トレセンの開場になりますが、この空白の18年間に競走馬関連技術が途絶えてしまい伝承されなかったのか、今も脈々と受け継がれているのか、又は伝承されたけど旧式で使い物にならなかったのか等々、気になりませんか。

引き続き、よろしくお願い致します。

参考資料:平成25年9月14日~10月27日開催、栗東歴史民俗博物館企画展「馬のまち栗東」パンフレット
写真撮影:西岡写真工房

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